神々しさとラッキーと

Mt.Cookはニュージーランドにいく人の多くが訪れる著名な観光(?)地です。でも雨も多く、6年前に訪れた時は三泊して殆ど全滅、発つ日にようやく晴れて少しは歩きたかったコースを…と思って出発したんですが長く続いた雨と雪解けで増水した川に道が無くなっていて、この吊り橋の先でそれより進めなくなってしまった経験があります。

今回再訪したのはその時行けなかったルートをもう一度!という思いがあったのです。今回は二泊でしたけど、到着が夕方&出発は午前中にという予定を組んでしまったので、中日しかチャンスが無いという大ばくち状態でした。それにしても、両側を山に囲まれた谷あいの一本道を山に向かって走っていくと、V字型の巾の狭いものではなく両側に離れて山が連なり奥へと誘い、どど〜んと正面に氷河をいただいた山が現われる。いや、その光景の凄まじさは何度見ても思わず背筋がぴんとしてしまいます。低い山々が手前に連なり、その彼方に…というのではなく、”いきなり”ですし。
着いた日はまぁまぁの天気、翌日から天気は下り坂という状況で、こりゃ今回もダメかなぁ。。。なんて思っていたんです。ところが、雲は多いものの日中は時々陽もさすまずまずの空模様(^_^) 6年越しで吊り橋を越え、氷河が溶け出した湖越しにMt.Cookを眺めることが出来ました(涙)。

 

それでも日傘がかかり、もう明日はどうみても天気はアウトという様相。この日の夕方に、ヘリコプターで氷河に下り立って眺めたMt.Cookは雲が…。

この日の午後、バスで日本人の団体さんが到着。翌日は雨の中を歩いていました。ホントにラッキーでした。
でもでも!Mt.Cookは、これだけではありませんでした。氷河から解け出したミルキーブルーの冷たい水を使って鮭の養殖をしているんです。この話は、また(^_^)