隅田川と目黒川


横浜から都心へ移動。初めて乗った路線じゃないのに、この時期電車から外を眺めていると楽しいのですよ。「おぉあんなところにも桜の木があったんだな…」とか「…まだ若い木だなぁ、去年植えられたのかな…」とか。その時が来ると出会うことができるものが、場所に眠っているみたいな感じ。紅葉だと、木の種類によって色づく時期がずれたり、年によって色づき方にムラがあるので少し感じが違うものね。

さて目的地は、浅草。おじさん飲み会なのだ。久しぶりだ〜浅草。時間までちょっとぶらつくことにした。

 

吾妻橋あたりは、香港映画のセットみたいな光景と配色だ。人力車も合うような、ちと違うだろうというような組み合わせだし、金色の雲?は相変わらずシュールだし(苦笑)。想像ではもっと桜並木が豪勢かと思っていたのだけど、川幅があるせいかそんな印象はない。ちと寂しい(いや、もちろん桜は見事なんだけど)。飲み会が終わってから再び歩いてみると、地面がたくさん見えてる(笑)。ゴミ箱は満杯だから、もう引き上げた人が多いんだろうな。確かに風は冷たいし。。。

 

帰る途中で中目黒にもよってみた。いや〜、驚いた!!まだこんなに人があふれてるんだ〜。店の外でも、道の脇でも飲んでる、飲んでる。クルマなんかまだしばらく通れやしないぞ、こりゃ。

 

同じ川沿いの名所でも、違うものなのだ。街も、人も、空気も。これもまた、桜という共通点で自然に比べたり…という面白さ。