「やっとことがない」と「したくてもできない」の間にWii


購入からもうすぐ二ヶ月経つ、Wii。少し使うと飽きちゃうかなぁ…なんて不安もあったけど、まだ大丈夫。未だにネットには繋げられていない(爆)けど楽しんでる。クルマを運転するときにはしている眼鏡を、Wiiをする時には必ずしてる。ハイビジョン放送をみる時にもしないのにね。


Wiiで遊ぶと、いろいろと考えさせられる。実際の操作は、ペンタブレットを操作しているときのように、間接的に反映される。紙にペンで直接書くようなものじゃない。でも、動作を用いて、手元のリモコンが震えたり効果音が出たり、Miiという”分身”を作ってそれがゲームをするという作法などが相まって、妙に”それらしい感じ”を味わうことができてしまう面白さ。サラウンドやハイビジョンのような高機能な環境が無くても、そんな気分が自然に体感できちゃう。なんていうか、似顔絵のような感覚なのだ。そっくりに描いちゃ似て見えない。特徴的な部分をちょっと誇張して…というあれ。


それは、現実ならできないことをしても、それらしく楽しめるということにも繋がってるように思う。例えば初めの頃はボーリングを”普通に”していたのだけれど、今はもっぱらテニス。それも、利き手じゃない左手で。実際にはとてもできやしない。相手にも悪いし、コートの中を走りながらの左手プレイはあまりに壁が高いと思っちゃうもの。だからホントのテニスとは違うんだけど、してる気分はそれなりに味わえる。いやぁ、左手の二の腕が筋肉痛になるなんて生まれて初めての体験でした。

自宅でできるから、例えテニスコートに行くのを渋る家族とでも簡単にできちゃうもんなぁ。ポイントを押さえながら、スポーツからゲームにうまく置き換えてるってことなんだろうなぁ。もっともテニスやボーリングでは味わえるこの感覚、残念ながらゴルフでは薄いように思うのは、プレーのときの動作がおとなしいからかな。それにしても、こういう考え方でものごとをとらえ直すって、仕事はもちろんいろいろなことに応用できそうな気がするのだ。と考えたものの、さて、何からやってみよ(^_^;