カフェ・うなぎーの@ひょうたん屋(鰻、銀座)


銀座には、(少なくとも)二軒のひょうたん屋がある。どちらも鰻屋。時々行きたくなってしまうのは、一丁目のほう(もう一方はまだ入ったことが無いのでわからない。。。)。そこはいかにもイメージ通り、通行人に美味そうな煙を吹きかけてるのだ。それにこの一角、銀座っていっても何だか下町っぽい雰囲気で、そんな光景が似合う気もしちゃう。


久しぶりに暖簾をくぐり、たまたま入り口のすぐそばの席に。ほんの1メートルもない先、開け放した格子戸の向こうにはまぶしい路面とそこを行き交う人。いやぁ、ビックリ!そう、まるで道路に面したカフェにいるような感覚になるのだ。最近には珍しく、家の中と道との境目がとっても緩い。歩いているのが顔見知りの人だったら、互いに声かけちゃいそうな距離感。今まで気付かなかったけど、この気軽さっていいなぁ。


穴子って煮穴子と炙ったのと二種類ある。煮穴子の優しい感じももちろん大好きなんだけど、炙ったやつの香ばしさもたまらない。で、この店の鰻。身はほっこりしているけど、皮は適度な存在感があって好みなのだ。で、ウレシイことに皮からはあの香ばしい匂いが食欲をそそるのだ。値段は並で1200円、次が中で1500円…と続く。違いは鰻の量なんだそうだ。中で一匹(鰻の大きさによっては変わるんだろうけど)入ってる。それをささっとかっ込んで(←意識しなくても、勢いがついちゃって。。。)、店をでる。もともとあった”日本のカフェ”って、蕎麦でも寿司でもそういうものなのかも。ふ〜。

  • ひょうたん屋 中央区銀座1-5-13 電話:3561-5615