MacBookAir、その先にあるかもしれないもの
え〜とうとう出荷がはじまったみたいですね、Air(^_^)。いいなぁ。こいつが発表された時に、その薄さや見た目はもちろんなんですが、新しい機能の一つ"RemoteDisc"というやつのことが妙に気になりました。自分自身はディスクドライブを持たないAirですけど、ドライブを使いたくなった時にこの専用ソフトをインストールしてあるMacやWindowsPCがそこにあれば、そいつのディスクドライブをワイヤレスで使って例えばソフトのインストールをできちゃう。。。これっていったいどういうことなんだろう。
- 垣根をなくす
iPhoneを初めていじった時は本当に衝撃的でした。大昔にMacに初めて遭遇して、マウスとかアイコンとかで受けたものとは別物。何たって、使うのは自分の指。その指で直接あんなことやこんなことが。。。iPodTouchに展開されてるこの操作方法(マルチタッチ)がAirに搭載されています。携帯電話とPC。作法の上でも使い方も違う(といっていいと思うんです)この二つのツールの間の壁(モノとしても、使う側の気持ちとしても)が一気に低くなった気がします。
- 絞り込む
もちろん、いつも使うものじゃないものを内蔵しないことで、サイズを小さくできるというメリットってありますよね。仕事場で使っている人をよく見かけるPanasonicの小さなPCも、ドライブありませんものね。必要なアプリがいったんインストールされてしまっていればほとんど後はドライブ要らないケースは、意外に多いかもしれません。たまにしか使わないモノは「誰かのを借りればいいじゃない」とか「そこにあるヤツをみんなで使えればいいよね」という考え方に繋がってると思うんですよね。最後にユーザーが持って歩くのはどの部分なのかって。RemoteDiscはそんなことを問い掛けながら、生活の何かを変えようとしてるのかもしれません。
- そして繋ぐ〜ログ・ジェネレーターと中継基地
いろんなとこに置かれていて、人のすること・したいことをサポートしてくれるモノ。人に持ち歩かれながら行動をサポートするモノ。
前者は、ガソリンスタンドみたいなものかな。誰が来ても使うことができる。まずそうなってくれるといいと思うのは携帯電話なんですけど(^_^;)。ディスクドライブ(のようなもの)は、そんなふうにだれでも使いたい時に使える共用モノで十分じゃないか。そうやってディスクドライブに限らず、いろんなモノがはコモディティ化していくのかもしれません。
後者はいつも人にくっついてる携帯電話みたいなもの。そのうちチップになっちゃうかもしれないけど。人が動きながらしたいと思うことを、実現してくれる。と同時にしたことや時間や場所などが必然的に記録されちゃうから、これってログをどんどん生み出すものなのかもしれないなぁ。今はライフログって家だとか場所に記録装置があるけど、こんなふうに何処であろうと行動を全部ログ化するんならば、ログの使い道も生まれるかも。ブログをみなくても相手の関心や書きつづったことみたいなものが中継されあって、互いにある程度のことが分かったり出来そうだもんなぁ。ということでMacBookAirは、何世代か先のiPhoneに連なる、大きなiPodTouchでもあるのかもしれません。。。
サイズのために割り切ったものをそれだけでは済ませないというか、こういう可能性があるから割り切ったのか、それはもちろん分かりません(笑)。けれど、こんなことまで妄想させてくれるとは、AirもAppleも、買えない者も楽しませんてくれます。はい。