2009年、おめでとうございます。


新年おめでとうございます。東京は年末から冬らしい晴天が続いていて、毎晩月や金星が綺麗です。みなさんのところはいかがですか? 
今年のランチ初めは、元日に関内のクラフトビアバーで開幕しました(着物デビューもしました!)。10席足らずのカウンター席が開店の12時過ぎに半分以上埋まり、その後席が足りなくなって間に椅子をいれ、テーブル席も埋まりと盛況でした。若いマスターがいつも工夫を凝らしてくれる特別メニューも、ビールに負けず劣らずどんどん売れてました。常陸野・ニューイヤーエールからベアードのダブルIPA箕面のミノオブラスト…と好みのしっかり系ビールをあれこれ飲んで、ホントにいい年明けです。誘ってくれた友人夫妻に感謝!


さて、最近は落語のことも随分増えてきましたが(笑)、このブログで一番場所を占めているのは、食べること。お店については、何か気に入った点があるお店だけ書いてます。そういうものがなかったお店はメモ取ってないのでかけません。たまにはそれを振り返って、両者の違いはどこにあるのか、つらつら考えてみました。初めて行くお店でも、外さない確率が高くなればいうことありませんね(笑)。


自分が店を選んだりリピートする重要なポイントで何より大きいのは、やはり料理を作る人やそれを運び接客してくれる人たち。彼ら彼女らの、仕事に対する思いや思い入れです。例えば価値観や、お店を訪れるお客とのありたい関係とか。お店の外観や雰囲気、メニューは、それが表れますから推測の手がかりになりますし、そういう何かがお店の人と話すきっかけを与えてくれたりもしますし、お店によってはほとんど会話をしなくてもいろんなものをもらえたりもします。そうそう、お客さんからそれを感じることも出来ますね。最近では、ブログをやっているお店もあるので、行く前にその手がかりや雰囲気を伺い知ることも出来るようになってきて、店選びの段階から活用できたりします。


でも改めてこう書いてみると、このことって料理屋さんだけじゃない…ですね。モノの場合であっても、どこで買うかを決めてるわけで、その条件はやはり重なるものがあります(…どの噺家さんの落語に出掛けるかというのも、そうかもしれません)。家電製品に代表される大量生産品の場合は、自分の欲しいものがそのお店以外どこにも売っていないということは余りない状況ですから、価格やポイント・クーポンなどで店を選ぶ場合もあるわけですが、そういう場合は店員さんや店の雰囲気ではないものが"ウリ"の店ということにしているわけです。だからこちらもそういうことに余り期待はしておらず、情報は最低限で満足できちゃいます。お店(や商品)に対する"満足度"の構成要素は、作り手が見える・見えないで変わるものなんだと思います。なので、チェーン店などではないお店の方は、どんどん自らの特徴や個性を突き進んでいただきたい(笑)。ということで、今年もいろんなお店におじゃましまーす!