思考停止促進ルール

とある街の昼のうどん屋。赤ちゃんを抱いた若いママが店員と話をしてる。「…恐れ入ります。お昼時は混雑するのでテーブル席はお一人のお客様にはご遠慮いただいていまして…」「…そうですか」そういってカウンター席に座った。

同じようなシーンに出くわした時に、逡巡することなく判断する。そんなことができるように、ルールが作られる。気持ちが揺れることで不都合なことが起きないようにするわけだ。客観視できるようにするっていうことかも。

だけど運用次第で状況は変わってくる。ひとり客としてルールを適用することにこだわるのか、赤ちゃんを連れて荷物を置いたりする場所がほしいお客としてちょっと例外扱いするか。何のためのルールなんだっけ、というところに立ち返るかどうか。

思考が停止していても、ルールを思い出せば判断はできちゃう。そりゃ便利。でもね、なのだ。まぁ、アルバイト店員なんだろうけど、いい印象を抱かなかったことは確かなのだ。出てきた”きざみうどん”が、普通のネギを使っていたことでさらにガッカリ。

時々家にいる時でも、意識せずに会社でやっているようにいろんなことを決めたり選択したりしてる自分がいたりするんだよな〜。ちと気をつけねば。。。アブナイアブナイ。