スイッチ

 とうとう、その夜が来てしまった@琉球料理乃山本彩香(那覇市、沖縄)

先週末は、沖縄にいました。 その数日前に、夢ともつかぬ夢を見ました。その店で楽しむ最後の夜。並んだ料理を前にして、何だか分からぬうちに、涙が流れてきてしてしまう…というもの。こっぱずかしいのだけど、そんなふうになってもまぁ仕方がないな、と思…

iMandalArt、登場〜フローとストックの階層を掌に

先日、小学6年生の姪から、夏休みの宿題への協力要請で、こんなメールが届きました。「仕事の内容はなんですか」「どうしてその仕事を選んだのですか」「仕事で楽しいことはなんですか」…。いや〜苦しかった。普段会社で使うような単語は、その背景の説明ま…

 連想させるカタチ

最近体験したものから、印象に残っているものを、いくつか忘れないうちに、メモしておきます。 骨展@21-21(六本木、東京) 8月30日まで 「骨展」には、いろんな"骨"が並んでいました。普段は見えないフェアレディZの骨(シャーシ)は、フロントがごっそりな…

 あちらとこちらの接点のカタチ

間隔が空いてしまってますが旅に行ってるわけではありません。三月ほどではありませんが落語も行ってます(それも書きたい!)。あれこれあるやりたいことのために、どう時間をやりくりするか,作るかで試行錯誤。ブログも、メモを取って、下書きらしきもの…

場所の力@LIGHT-LIGHT(ルイ・ヴィトン表参道7階ホール)

ほぼ真っ暗な部屋に、小さな白い光点が踊っています。よく観ると、100ぐらいはあるのだろうか、棒が林のように並んでます。そこからふわ〜りとピンポン玉を一回り小さくしたような、すべすべの発泡スチロール(?)が浮き上がります。アシカのしっぽを口にくわ…

 ライブな異界、西表島

北回帰線まで緯度であと僅か1°、沖縄本島の次に大きな島、西表島。本島よりも台湾の方がずっと近い。沖縄の主な島で訪れるのは四島目ですが、他の島とは何から何まで印象が違う島でした。例えば、水が豊富。川が多く、道路を走っていても滝が見えます。あち…

 グスターボ・ドゥダメル+シモン・ボリバル・ユースから貰ったもの

先週金曜日、どこかに寄り道するでもなく家に帰り、22:30からのTVを待ってました。こんなふうにTVをみるのは、本当に久し振りです。昨年12月に東京で行われたグスターボ・ドゥダメル指揮シモン・ボリバル・ユース・オーケストラの演奏が放送されたんで…

 iPhoneで半年〜デジタル情報を再び感覚的に扱うこと

手で描くことは、感覚的な行為 視覚や聴覚や嗅覚といった五感、引っ張られるような感覚などそれ以外の感覚。そういう中から複数の感覚を利用したインターフェースのことを、マルチモーダル・インターフェースと呼ぶのだそうだ。紙やホワイトボードにペンを使…

「不明な人」@iPhoto'09の顔認識で夜更かしの巻

三日続けて「昨日…」シリーズ第三段、、、というわけではないのですが(笑)、iLife'09が昨日発売になりました。iLife '09出版社/メーカー: アップル発売日: 2009/01/28メディア: DVD-ROM購入: 2人 クリック: 129回この商品を含むブログ (52件) を見る早速イン…

 今を生きていることの発する力〜「崖の上のポニョ」を観てきたメモ

いやぁ、過ごしやすくなってきました。月は綺麗だし、エアコン使わないとなんて気持ちよく眠れるんだ(爆)。iPod nanoのオレンジ色もあのサイズと薄さも実際に見ると魅力的ですね〜(支離滅裂ですね。。。すみません)。さて、もう軽く十年(←どころじゃない)は…

 iPhoneで一週間

ほぼ毎日乗っている東横線や日比谷線で、こいつをいじっている人はまだ見かけていない。あれだけ並んで手に入れた人たちも、まだ限られた数ということなのかな。週末も有楽町ビックにはまだ並んでる人たちもいたから、これからも徐々にユーザー増えていくん…

 時間の流れを変えてみる

傍から見ると、ボ〜っとしているようにみえる時間。こういうひとまとまりの時間をつくって、あれこれ自分と会話しながら考えることは実はとても大事なことなんだ…読み始めた本にはそうあった。ここ数ヶ月、食堂にPCを持ち込んだり別の事業所に出掛けて仕事を…

 印象派を浴びる(1)〜三美術館巡り

う〜胸一杯、お腹一杯。。。結婚するまで絵も見ることはほとんど無かったワタシ。クラシックだってごくごく最近聴き始めたところ。そんな身体(?)を省みず、のべ2日間で恐らくは100枚以上の絵を浴びるようにみてしまいました(わんこそばを思い出す…)。う〜…

 ドラマ「牡丹灯籠」@志の輔らくご

「はじめにお伝えしておきますが、いいですか、みなさん。怪談じゃないんですよ。」 「。。。(ほえ?)」 「作者・円朝によって演じられた時には、15日間かかったいう作品です」 「(なんだそりゃ)…(@_@;)」 立川志の輔さんの、牡丹灯籠@本多劇場。この日…

 計画って何だろう〜費やすことから投資することへ

いろんなことは、なぜ計画通りに進まないのか。月に一度届くメルマガにこんな問いかけが。ウ〜ン、そういえば結果としてちゃんといったことも、いかなかったことでも、最初の計画通りじゃないことは珍しくない気がするなぁ。自分の計画の立て方や進め方に問…

 新しいことと新鮮なこと@1-Design for the Next展(デザインハブ、東京ミッドタウン)

先日、東京ミッドタウンに聞きにいったこんなイベント。ナウシカのメーヴェにインスパイアされたという一人乗りの飛行機械を作っている八谷さんってどんな人なんだろうというのがそもそもの動機。もう一人のパネラーの藤枝さんの専門である「音」を交えて。…

 リアルってなんだ?@佐藤卓展(銀座G8、東京)

活躍を続ける佐藤卓さんが、亀倉雄策賞を受賞された記念の個展が明日4月25日まで開かれてます。もっと早く行こうとしてたんですが、またぞろギリギリに(^_^;)ゞ ミッドタウンの21−21で行われた「Water」での受賞なのですが、会場にはその時のポスターなどだ…

感覚変換@竹尾ペーパーショウ2008

家でも会社でも、途中でも、毎日紙に接しない日はない。が、正確にいえば接しているのは紙の上の何かであって紙という物質そのものとじゃないことがほとんど。ところがここでは全員が紙を取っ換え引っ換え手に取って持ち上げたり、撫でたり。いや、楽しい。…

 違和感を受け入れ…られるか

茂木さんの「思考の補助線」を読んでいる最中。氏が熱く語っているままだと錯覚するような文体で、ページが進んでいく。その中の、周囲とのコミュニケーション次第で人は「同質化」もすれば「個性化」もする、故に偉才を放つ人間が生まれるには、それを認め…

 発信するメリット

この時期、4月1日改編の会社の組織についての告知や説明が新聞に目立ちますな。みなさん、どうやって自分の会社の情報を把握してます?もちろん社内の掲示板もみますけど、大きな変更になると画面スクロールしながら見てると、見落としや意図がよく分からな…

いよいよ!TENORI-ON、日本登場。

メディア・アーティストであり、手作りおもちゃで娘さんと楽しく遊ぶパパでもある岩井俊雄さん。TENORI-ON(テノリオン)は氏がヤマハと共同開発を続けていた、指と目と耳で楽しめる音のインターフェースといったらいいのでしょうか。まだ、実際に使っていない…

 二つの未来@東京ミッドタウンの銀行探検

「夢をカタチに」「夢に日付を」。こんな理念を掲げているのはどんな会社だと思います?いや、まさか、銀行に行ってこんな話しを聞かせてもらうことができるなんて。。。六本木・ミッドタウンタワーには銀行が二つはいってます。りそなとスルガ。どちらもこ…

 空間を最適化しない

しばらく"張った"状態が続きそう。。。こうなるとちょこちょことつまみ食いをしてしまうのです。このパタン、分かってはいるけれど逃れるのは難しい。先週は、庄之助(神田)で立春の七草大福にはじまり、トゥルナージュ(神宮前)のベーグル、頂き物の絶品・…

落語とバレエで感じた、個人と大組織の違い2

前のエントリーを書きながら、落語やバレエの側にあって個人や組織の方にあるのかどうかがすっきりしない点がひとつ残っていました。それはある"役柄"のことです。バレエで「キャラクター・ダンサー(キャラクテール)」と呼ばれるソリスト。派手な踊りの道…

落語とバレエで感じた、個人と大組織の違い1

昨年末から魚の骨が引っ掛かったみたいに(。。。最近こういう表現は通じるのかな^_^;)なっている、「ウェブ時代をゆく」と「読みの整理学」。今月、落語(志の輔らくごin PARCO)と吉田都さんが踊ったバレエ(バーミンガム・ロイヤルバレエ団)を続けて観てか…

当たり前は、言葉にすることでみえてくる〜「Water」展@21−21DesignSight(六本木、東京)

言葉じゃなきゃダメってことは無いと思うけれど(絵に描くとか)、頭の中に何となくぼわ〜っとある状態(←意外に多いんです。。。-_-;)じゃ、ダメみたい。昨日最終日だった「Water」展、仕事が終わらぬ状態の中、とにかく30分でもいいからと駆け足で出掛けまし…

 名物考

鳥取出張の往きと帰りに富士山を眺め、ほぼぐるりと一周見渡してきました。裾野の町までしっかりみえていた往き(山梨側)、もやの中から頭だけ…の帰り。向きや天候によっていろんな顔を見ることが出来ますけど、目にして真っ先に浮かぶのは「あぁ、富士山だぁ…

 非日常と超日常の振幅

ひょっとしたら自分の意志で行ったのは初めてかもしれない、軽井沢。同じ長野県でも、中央本線側の諏訪や小淵沢の辺りは何度行ったか分からないぐらい行ってるんですけど、信越本線はホントに数えるぐらい。おまけに目的地は長野から先がだったし、ウワサに…

 分からないことをわからないまま、持てるようでいたい

「…既知にみちびかれて読む読み方はやさしく、ときにたのしい。それでいて、ものを読んでいるという満足感を与えてくれる。しかし、知っていることをいくら読んでも新しいことがわかるようにならない。…この既知を読むのをアルファー読みと命名したい。そし…

 やり方を新しくできると、自分も変わっていける(多分)

今まであまり意識していませんでしたが、同じ名前で呼ばれている料理であってもレシピを変えていく人がいるんですね。伝えられて洗練させたメニューを、あるいは自分で生み出して(いったんは)完成したメニューを、変えていく人が。世の中が、生活の仕方が、…