移動空間としての電車と飛行機

先月久しぶりにちゃんと新幹線に乗り、先週在来線特急に乗った。最近の出張は幸か不幸か飛行機が多くなり、JRの指定席は成田エクスプレスぐらいしかのる機会が無かったのでホントに久しぶりだったのだ。で、いろいろ考えてしまった。何だか楽しくないぞ〜!電車。。。

まず食事。先週は水戸の先の勝田というところへ。午後からのミーティング。となるとランチは着いてからか、買って車内で食べるかのどちらか。ところが勝田では残念ながら期待できそうもなかったので(^_^;、上野駅で物色。。。消去法で弁当を購入。う〜む。なんでだろ。日本各地の駅弁まで売ってる店もあるのになぁ。駅ビルまで新しくなったのに、デパ地下のような活気や楽しさは微塵も感じられなかった。悲しいぃ。まぁ、飛行機はそれなりの規模の都市に着くから、到着後に食べるというパタンが多いから単純な比較じゃかわいそうなんだけど、上野ってそれなりのターミナル駅だもんねぇ。

椅子の不思議。料金がさして変わら無い場合もあるし、さらに乗る時間が短い飛行機のほうがいいぐらいに感じてしまうのはなぜだろう?(決して飛行機の椅子がいい!というわけじゃないんだけど…)。電車が揺れるから?シートベルトが無いから?座席幅は飛行機より広そうなのに寝やすくない。特にヘッドレストの辺り。もしかしたら、飛行機は日本製じゃないけれど、電車は日本製だから椅子に対する考え方そのものが違うのかな?クルマだってCMでシートの快適さをうたっているのになぁ。何を目標に、何を比較対象に電車の椅子は改良されてるんだろ?

空気が悪い。いろんな匂いが混ざってこもってる。機内食を配る国際線でもここまで匂いがこもってることは無いように思うんだけどなぁ。気圧までコントロールしてしてる空調だから発想が大きく違うことはあるんだろうけど、それにしても特急に限らずあらゆる電車の空調って遅れてるんじゃなかろうか。温度湿度中心、とでもいったらいいのかな。喫煙車両の隣の禁煙車両に乗ってる時なんか、ドアが開く度に悲しくなっちゃう。それに空気の動きが感じられないから不自然だし、匂いが溜まる。夏の弱冷房車なんて最悪だもんなぁ。

音もひどい。グループの会話から電車の音などが混じる。いろんな人や団体が乗ってるから音も声も様々なのはしょうがない。けれど配慮も昔から変わらないように思うのは気のせいだろうか?車両丸ごとノイズキャンセリングなんて、できないのかな。いろんな使われ方があるからこそ、それへの工夫も欲しいよなぁ。グリーン車に乗ったとしても、そういう環境はおんなじだしねぇ。

ということで、電車というのはものすごい宝の山だと思ったのでありました(^_^)