ときどき無性に食べたくなるものって、すきなものの条件のひとつなのだと思う。このどらやき、まさにそれなのだ。
霜柱のような断面の皮は、つややかに輝く粒餡とコントラスト。そしてむっちりさとふんわり感が両立した皮は(誤解を恐れずいえば)まるでうどんのような印象で、最後に鼻腔に広がる香りも加わって最後まで見事なバランス！おまけに、翌日には風味が落ちちゃうという、焼き菓子なのに生菓子のような緊張感もあるのだ。
う〜ん、すごい！(なんてこといいながら…この日は夕食後に二つ食べてしまった。さすがに苦しい…-_-;)
●うさぎや
台東区上野１−１０−１０(水曜休み) 電話：3831−6195
