右側通行の毎日

今回は、レンタカーを初めて借りた。とはいえ、何かと不安なので"カーナビ"付きを日本で指定した。サンフランシスコとの空港はバカでかくて、空港内を走るトラムで3駅ほど乗るとレンタカーの受付カウンターに到着(なんだそりゃ?)。カウンターもなぜかHeartzだけ混んでいたし、プリントしてきたGoogleMapをもう一度じっくり頭にトレースしたりもして結局走り出したのはもうすぐ空港に着いてから2時間になろうとした頃だった(苦笑)。ちなみにカローラクラスを予約していたのだけど、GPS付きのものがそのひとつ上しかなかったらしく(こういうことは珍しくないみたい。。。)カムリクラスになってしまった。もちろん料金は変わらない。

駐車場をでてFreeWayに乗るまでの道のレーン変更が結構ややこしいと聞いていたので事前に地図を見てたのだ。なんせ、Googleだと衛星写真と地図の主要な表示を重ねられるので、一方通行もちゃんと表示されてる。高速へのアプローチもこれなら大丈夫!。。。と思っていたら駐車場をでてすぐ工事でレーンの状況が変わっていた。あちゃー!何かに頼り過ぎてて現実が違うと動揺しますね(笑)。

そんなこんなで280号線に何とか入り南下。さてGPS、画面は日本のカーナビに比べたら小さいし普通の道路地図よりも簡略化した表示だ。同僚に聞いたら日本語モードもあるけれどそれにはしなほうがいいと忠告された。日本語モードだと距離をメートルでいってくるけれど、実際の道路標識が全てマイルだから、混乱するぞ〜というのだ。なので喋りは英語。なんだかラジオ英会話みたいな気分(苦笑)。

「あと0.6マイルで右の高速の出口レーンに進んで下さい。そのあとで左に曲がる予定なので左レーンを取っていて下さい」
なんて感じで。ところが、道がシンプルだからなのか、具体的に指示”だけ”してくれるからなのかとても分かりやすくていいのだ。日本だと音声案内がどうにも冗長だし(日本語の特性かな?)、完全に信じきれない。でもこれ、画面を見なくても音声だけ聞いていても十分目的地に着けるんだもの。ちょっと感動。先日のフォーも、GPSに連れてってもらったのだ。でも方向や地理感覚は頭に入りにくいのですね、やっぱり。いいんだか悪いんだか。

道路を走る時は、頭で”右側右側…”と念じていると何とかなってる。だけどこれがあっさり崩壊するのが、道路から大きな駐車場とか会社の玄関までのアプローチに入った時なのだ。どういうわけか右側を走っているのにそれが反対車線だったり。。。(-_-; それからバックの時も。思わず左から振返って後ろを見ると…ピラーしか見えないんですね〜これが。で、そうか!と思って振り向き直す。こういうのは身体で覚えてるんだな〜と改めて実感する次第。まぁ、それも段々と慣れつつあるのですけどね。