野菜食べるなら、蕎麦屋へGO !?@成富(蕎麦、銀座)


週末以来身体が重いせいか、さっぱりしたものが食べたかった。実はもう一度アドリブに行って、ハンバーグを食べてみようなんて先週は思っていたんだけどな〜。残念だけど今日はパス。ということで蕎麦にしたのだ。季節的にはあれだけど。昭和通りを歩道橋で渡り、銀座中学の交差点を右折。いやぁ今日も日差しの強さは夏、というか空気中の湿度が低い分だけ実は夏より強いんじゃないだろか。店もまぶしいったら(笑)。


昔からあるのかもしれないけれど、カウンターのある蕎麦屋が増えたような気がするのだ。厨房の中が席からよく見えるっていうやつ。たまたま以前はそうじゃない店ばかりいってたっていうことかもしれないけれど、どうなんだろう。店の人と話せることもあるし、いいなと思う。カウンターの中から、短く刈った髪のキリッとしてちょっとこわそうな感じにみえる店主の方が優しい声で「ありがとうございました〜」というのを聞くのもね。


それともう一つ、野菜食べるなら蕎麦屋が狙い目なんじゃないか、というのはどうだろう。山形の冷やしラーメンを初めて食べた時はちょっと目からウロコもんで感動したけれど、そんな丼にはいった冷たい蕎麦が増えてない?それも、”季節の野菜”とか”サラダ”なんて具合に蕎麦とあわせて。銀座だと、國定とかがそうだったなぁ。ここ数年に出来た店はそういうところが増えてるのかな。うれしいなぁ。ちなみに店に入ってから出るまでの12時前後の時間帯、のべ7人のお客のうち半分以上は男性だったけど、野菜系じゃないメニューを頼んだのはゼロだった。ぼくは、大きめの拍子木に切った香りのいい、ごぼう天がついたせいろ(1100円)を。


さて、その蕎麦。印象はマジメできっちりしたもの。角も立ってるしツユの絡み方もいい。喉ごしで気持ち太めに感じたけれど、心持ち一手繰りを少なめにすれば心地よい。そのまま口に含むとちょいと塩気が強いように感じるツユなのだけど、蕎麦に絡ませるとそんな感じが無くなるのが面白いというかさすがというか。いや、でも蕎麦って何でこんなにいろいろ考えちゃうのかな(苦笑)。なんて思いながらも気がつけば濃い蕎麦湯で残ったツユを割ってごっくん。はぁ〜。

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