安定は、均質以外の特徴を生み出せる?


ここのところ外食機会が減ってしまっているので、前回に続きちょっとばかり”へ理屈”!?シリーズ。一日三回食事はとるけど、もちろんいつも家でというわけにはいかないから、いろんなお店で食べる。誰しも同じですよね。最近印象に残ったところや、もう一度行こうと思うようなところは、このブログに書いているけれど、見返してみるといわゆるチェーン店が少ない。当たり前なことかもしれないけど、今までその理由を考えたことも無かったな。ということで、なぜチェーン店はメモしておこうと思う店が少なくなってしまうのかを一度考えてみようかと。


wikipwdiaによればチェーン店とは、”大資本を元手にブランド、経営方針、サービスの内容、外観などに統一性が持たせ、多数の店舗の運営や管理を行う経営形態のこと”とある。個人的な感覚的では、10店舗ぐらいになると"支店"があるというよりもチェーン店、という感じがしてくるかな。でもまぁ店舗数よりも、大ざっぱに言えば規模が大きい訳ですね。それ故にリスクを低減し、”安定”を求めることになっていくのだと思います。このことはメリットにもなるが制約にもなります。少なくとも自分には、価格が安いことはもちろん”メリット”ですが、価格以外の)特徴に乏しいとしたらメリット以上に”制約"に感じられてしまいます。


。。。例えばそんな理由で自分の過去のエントリーには大規模チェーン店が登場しないのだろうな。でも、ならば個人店だったらいいのかといえば必ずしもそうじゃないところが難しいところ。個人店でも、あちゃーなところは少なくないのが現実だと思う。だから自分にできるせめてもの行動は、いいなと思ったところを紹介したり、探し続けることことなのだ、と。。。こりゃ自分の行動を正当化してるだけともいえるな(爆)。


でもですね、探すだけじゃダメなんじゃないかという気もします。ホントにそういう魅力ある個人店(チェーン店でもいいんですけど)がちゃんと残ったり増えたりするためには、全ての食を単純に同じ物差しで測るようなことをしちゃうのもマズイと思うんですよね。例えば「安い」「高い」(だけ)なんていう評価は、その類いかなと。これも一種の”安定的なもの”に思えます。周り回って自分の周囲から、いいな〜っと思う店が減っていっちゃうことに繋がるかもしれません。それはとっても寂しい。。。あぁ改めて気をつけねば、というのが結局オチでした(苦笑)。