へい、おまちっ!とそのハンバーガーはやってきた[ママ]@FIRE HOUSE(本郷、東京)


文京シビックセンターから本郷に向かって緩やかな坂道を上っていって本郷三丁目の少し手前左側に何だか不思議な佇まいの店があって、ちょっと気になってました。この辺りは東大のすぐ傍ということもあってなんとなく"昔風"の雰囲気が漂っているんですが、白いペンキが塗られた窓枠なんかがいかにも洋風のしかもアメリカンな気配。おまけになぜかそれなりにひなびた感じまであるんですね。何度も店の前おを通って気になりながら未だに扉を開けていないのは、この店がハンバーガー専門店だから。いえ、気になってるんです。けどこの界隈をぶらぶらするとなるとやはり昔ながらの…という方がまず気になってしまって(^_^;)


先日この近くで会議をすることになって、さぁランチはどうしようかという話になった時、メンバーの一人が思わぬことを口にしたんですね。「FireHouseのハンバーガーをとりましょうか?」…え!?出前(←デリバリー^_^;)してくれるの?あそこ。ラッキーっ!!



いやぁ、このつやつやと光った茶色みの濃いパンの表面は何だか木村やのあんパンを思い出してしまいますね〜(←ぼくだけ!?)。何だかそれだけで急に和風なイメージを持ってしまう単純さよ。うぅ。しかしこの厚みのあるハンバーガーってどうやって食べればいいんだろ。。。とタテにしたり横にしたりしながら噛っていく。ありがちな濃い味のパテやソースなんてことはなく、こりゃそこらのハンバーグよりよっぽど自然な感じで好感が持てますぞ。はぐっ。TVでよくやってる肉汁たっぷりの…なんていうタイプはそれほどふるふるしないワタシ。特にこういう食事は食べ終わったあとでソフトドリンク飲んで口の中がさっぱり拭えなくちゃって思いますもん。


ところで注文したのは、アボガドバーガー。牛肉とパンの間をねっとりと熟した緑色のアボガドがいい感じでつないでくれてます。野菜はたっぷりとりたいんですけど、シャキシャキ系のレタスたっぷりっていうよりもこういう組み合わせ、個人的には好きですね〜。以前シリコンバレーで食べて素直においしい!って思ったハンバーガーと比べると、日本的な”つくり”というか味わいの繊細さを感じます。それでも共通したものも感じます。例えば味付けのシンプルさとか。食事にこういう選択肢がある街っていいですねぇ!


  • FIRE HOUSE 文京区本郷4−5−10(電話:3815-6044、デリバリーは 3815-6144)