「茶でも泡盛でも、持ってこーい」たーんむ(田芋)パイ


え〜沖縄のお土産をいただきました。田芋という芋を餡に見立てたパイです。湿地帯や田んぼでつくられたことから田芋(たーんむ)、蒸したものしか見たことは無いんですがその姿は巨大里芋というか八頭みたいで、でかい!でも見かけは似ていても、違うんですね〜味も使い方も。色はグレー、ねっとりとした味わい、甘いというと誤解を受けそうなんですがいわゆる砂糖とは違う、くどくない優しい甘さをほんのり感じます。大学いもみたいにしたり、田楽にしたりするそうですが、何といっても素晴らしいのは「どぅるわかしー」だと思いますね。。。はは。妙に勢い込んじゃいました。


これが、そのブツです。パイというと、いわゆる多層の生地からなるパイを想像しますけど、これはそれとはちょと違ってます。揚げ菓子風の"皮"といった方がいいんじゃないでしょうか。形状は、同じ沖縄菓子の"闘鶏餃(たうちーちゃう)”←写真でしか見たことありませんが。。。にも似て、ちょっと潰れ気味で皮の厚〜い巨大揚げ餃子というか、ミニミニ・コーニッシュパスティといいましょうか、膨らんだ半月型。


ほんのりした塩気のある皮と、味でも食べ心地でも後を引く芋。しかしこの田芋の食べ心地、言葉にするのが難しい。むちっでも、もっちりでも、粘り感のようなものがうまく言い表せません。なんて言ったらいいんだろう?。。。と泡盛片手にぶつぶついいながら、気がついたら3個食べちゃいました(爆)。何でもこのパイは、作った翌日までしか賞味期限がない。ということで帰る日に買ってこないとダメ!という条件の厳しさ。でも、そういうものの方が何ヶ月ももつお土産物よりホッとしちゃいますね〜。まぁどっちみち期限が終わるまで持ちませんでしたけど。あはは。久々のお土産物ヒットでした。あぁ、沖縄いきたいぃぃぃ。


  • おおやまパイ 宜野湾市大山5−19−30(電話:098-897−2315) 一つ100円