駅弁は年中お祭り状態@仙台駅


「いろんな種類がありますね〜」
「そうなのよ。仙台は駅弁の数が日本一なのよ。どれを勧めるか困っちゃうのよねぇ」
(仙台駅構内の駅弁屋のおばちゃん談)


空弁とか道弁とかなんだか弁当に注目が集まってますよね〜。元祖(?)の駅弁だって黙っちゃいません。6月に仙台を久しぶりに訪れ、その駅弁の豊富さにワクワクしちゃいました。ウィキペディアにも出ているように、三業者が競っているなどの理由があるのだそうだ。様々な食材がぎゅっと詰まったものから、”牛肉”や”ひらめのえんがわ(←これは寿司)"のように一点に絞って勝負をするものなど、そのバリエーションも幅広くみていてもなかなか面白いのです。


その時は夕食にと"伊達弁当(千円)"を買って帰ったのだけど、実はそれがなかなかよかったのだ。ありがちな濃い味付けはせず(今はエアコンもありますし、昔ほど保存に気を使わなくてもいいのでしょうしね〜)、ボリュームもしっかり(でっかいおにぎり二つは圧巻!)。牛タンからずんだ餅まではいっていて、家で食べても満足満足。


ということで、今回は昼用に”海鮮・常長辨當(1100円)”を選択。3つある業者のうちの一つ、伯養軒が4年前にいしのまき旬鮮市場という地元のネット販売団体と共同で開発発売したという一品なんだそうだ。自分としては単純に、前回に味をしめてまたもやご飯が別になっているタイプというわけなんです。あはは。ところがこれがまた、下手な店のランチよりも充実していたんですよ〜!地産地消までうたっているこの駅弁にはなんと、こんな品書きが入ってます。

  • 銀鮭塩焼き(石巻産)
  • ほやのへそ 味噌漬け
  • タラコ炙り焼き
  • 鯨の懐し揚げ(金華山沖から)
  • 帆立貝の照焼き
  • エリンギのパン粉揚げ
  • 昔ながらの石臼製法の笹かま
  • 蔵王こんにゃくのタラコ和え、厚焼き卵、大根味噌漬け
  • 田舎野菜の煮付け
  • 春取り小女子めし

笹かまは、予想の範囲ですけどホヤまではいってるとはなぁ。またそれが、あのちょっとつんとくる匂いもなく弁当だと考えるとなかなかです。全体としてさっぱりめの味付けなのでボリュームがあってもいけちゃいますし。何だかとってもいい気分になれる弁当でした。また出張ないかなぁ(爆)。