感覚を眠らせない三態
- その一
行きつけの店で、いつもの人に髪を切ってもらい、シャンプーを。
「あーさっぱりした!それにしても、○○さんにしてもらうシャンプー、いつもだけど気持ちいいですねぇ。。。前にずいぶん研究とかしたんですか?」
「以前というか。。。今でもいろいろ試してるんです。流れ作業にならないようにって」
「。。。。(@_@;)」
「お店の中で練習しあったり、よそのお店でやってもらいながら、どうやってもらったら気持ちいいだろうって考えるんです」
「。。。(ぐぁ〜ん -_-;) 」
身のこなしや手の動きそのものは、一旦身体で覚えてしまえばそっちに神経を使う割合を減らせる。その分をどこに使うのか。新人さんにしてもらうシャンプーとは、そういうところが違っていたわけだったのだ。
- その二
最近、星に関する話題が目に付きます。月明かりがなくて条件がよかったペルセウス座流星群、来週28日の皆既月食。そして昨日はGoogleが、GoogleEarthに宇宙まで含めちゃうサービス”Sky”をリリース。TVのニュースでまで取り上げてました。ウ〜ン、こういう日が来るとはなぁ。たどたどしい手書き英文FAXで、ドキドキしながらNASAからCD-ROMを購入した日がウソのようです。膨大な蓄積が、手元でみれちゃうなんて。でも検索できるのは全て過去のこと。ますます”体験”のためにはライブが大事になってくるのかも。Googleで新サービスをを作っている人たちは、それ自体がライブだと思うし、きっとそれを通して未来を見てる。仕組みや器材の進歩は蓄積されたものだけじゃなくて、ライブにも貢献してくれます。例えば天体写真にしてもデジカメのおかげで撮影そのものがずいぶんと楽になって、ライブ感もすごく強くなりました。そんなわけで仕事が終わってから、思わず手持ちの器材を引っ張り出していそいそと試し撮りなぞしてしまえる(笑)。久しぶりに火曜日は日没後の満月をみてみようと。
- その三
知らなんだ知らなんだっ!毎朝みている「ピタゴラスイッチ(ミニ)」の後の番組「いないいないばあ」の最近のオープンニングがこの人の手がけたものだったなんて。東急電鉄でやってるマナー広告「どっちがへん?」もこの人のやってたものだなんて。。。知ってました?
岩井俊雄さん。僕がDSを買うきっかけ(…エレクトロプランクトンが無性にやりたかった)を作ったのも忘れもしない、この人でした。ちいさな架空のプランクトンの絵で音をいじることができて、音に合わせてプランクトンが踊る。小さな画面だけど、その感覚はそれまで味わったことがないものでした。
今晩、六本木のAXISでお話しが聞ける会があって行ってきました。目玉は(UKで^_^;)発売秒読みのTENORI-ONだと思っていたんですが、なんと”いわいさんちのリベットくん”オリジナル版もお目見え。音を、楽譜や鍵盤なしに、光で見たり指先で動かしたりしながら曲まで作れる新しい楽器と、絵を描いた紙をリベットで留める手作りおもちゃ。でも、自分の手をつかってあれこれやりながらつくる面白さは同じ根っこのものにみえました。そうそう、会社での商品開発と自宅でする料理にも、通じるものがあると思うんですがどうでしょう。
それにしても、TENORI-ONとリベットくんの本ではお値段もかなりダンチのようです。うぅむ。どっちにしても早く思いきりいじってみたいっ!ちょっと興奮気味の夜であります。
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