博多食文化の腰!?@かろのうろん(博多、福岡)


15日、東京も暑かったけど博多も暑い。それでも川が多いせいだと思うんだけど、風が吹き抜けてる。体感的にはずっと過ごしやすいなぁ。。。なんて思いながら川端商店街をキャナルシティの方に向かって歩く。やっぱり多くの飲食店がお休み中。うぅ、、、さて今日の昼はどうしようか…とぼんやりしながら櫛田神社を過ぎる。おっ!あれは。「かろのうろん」はやってぞ(^_^)


およ。何だか一昔前の赤ちょうちんみたいないい感じの雰囲気のある店内に、6人掛けぐらいのこじんまりとした相席テーブルが点在してます。へ〜。なんだか野毛の武蔵屋を思い出します。テーブルには薬味の刻み葱と一味。座るとにこやかなお姉さんがすっと水を持ってきてくれます。えぇと、やっぱりまずはこれかな、「ごぼ天うろん」。


手ごろな丼にたっぷり入って出てきたのは、おーシンプル!うどんとごぼ天のみ。いそいそと葱とちょい一味をふっていっただっきま〜す。はぐ。やっぱりソフト・アルデンテ?な博多のうろん。これはこれで嫌いじゃない。それにしても、日本海側は秋田、富山と細めの手延べ系うどん。細目で、どちらかというとソフトな食感&つるるんとしたうどんですよね。京都もその流れかもしれませんから、もしかしたら発祥の地なのかもしれません(憶測です)。博多って距離からすると讃岐の影響も受けてそうですけど、やっぱり日本海側の影響もうけてるのかな〜?なんて思っちゃいました。


ごぼ天は薄くそぎ切りにしたごぼうをシンプルに上げてます。多分これは、うどんに合わせてるんですね。腰が強いうどんだったらもっと歯ごたえがしっかりあるような、例えば千六本にしてかき揚げ、なんていうのもありなんでしょうけど。この辺りはさすがに名物だけありますね〜。ほんのり甘味も感じつつ、うどんとコントラストをなす食感も楽しみつつ箸が進みます。ツユもいけます。ずずっと。おぉ、飲み干すと丼の底に「かろのうろん」。何だか得した気分だな(^_^)


斜め前のテーブルには三世代の家族連れが陣取ってました。と、「大阪よりうまい〜!」とのたもうた子供。大阪も確かに腰がしっかりしてるタイプじゃない気がします(一軒しか食べてないので、ちと自信が…)。でも、どこをとっては方に軍配揚げたんだろうなぁ、あの子。ちょっと聞いてみたいと思いましたけど、止めときました。あはは。

 ごぼ天うろんは確か(^_^;)ゞ470円。


※翌16日は休みだそうで、ホントにラッキーでした。