夏の飲み物は、染み込むものがよろしいようで。


それでも大分過ごしやすくなった東京辺りの残暑模様。少し落ち着いたけれど、今年の夏はずいぶん意識して水分を摂りました。


でも水分を欲せども、水は欲しくなし。野菜や果物の水分なら摂れても単なる水はそうたくさんは飲めないのだ。ところが、発酵を使った飲み物は身体にすぅ〜っと染みていく感じがすることに気がついた。細胞が”もっともっとぉ〜”といってる声が聞こえてくるような。
例えば、神田明神天野屋」の冷たい甘酒。近ごろ珍しくなった冷房がない店内で団扇で空気をぱたぱたかき混ぜながら、ぐっと飲む時。後口のさっぱりした甘味とほんのり酸味。とろみのある感じがスープみたい。はたまた神田須田町の「なかよし」のランチに付いていた八丁味噌の味噌椀。焼き魚定食でしられているここは、12:30に秋刀魚や鯖が売り切れる(^_^;)。魚はもちろんだけど、一番印象に残ったのが味噌汁だったのは、暑い中を歩き回った後の食事だったからなのかな。八丁味噌というと濃い味を思い浮かべるけれど、ほのかに甘味さえ感じる優しい味わいだったのだ(自分で作るのが、濃すぎるらしいことも分かった-_-;)。お気に入りのお茶よりも心地よく味わえるのは、発酵の度合い(お茶よりも)が高いことと、米と豆というなじみ深いモノだからなのかなぁ。。。


  


これに、泡盛をつくった時のもろみで作った”かしじぇー醋”が加わればいうことないんだけどこれはちょっとタイプが違うなぁ。あ、年がら年中飲んでる”発酵”飲料は、これはまた季節とは別ということで(爆)。