天地にモクセイ 


金木犀、今がピークかもしれませんね。東京ではずいぶんと香ってます。この時期以外はなかなかそれと気がつかないけれど、以外にいろんなところに植わってますね、この木。さて国立天文台は、昨日、今日と日没後の1時間あまり木星の姿をライブ中継してました。いま、夕方の一番星ですね。昨日は多分ダメだろうなぁ〜とチェックしなかったのだけど、夕方から晴れてきたので覗いてみました。初めのうちは雲でもかかっているみたいで、ダメ。しばらくしてから再度観たら、高度も低くなったのかずいぶん暗めでユラユラしながら画面に登場!

 
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縞で有名な木星。もっと条件がいいと(高いうちにみるとか、上空の風が弱いとか)小さな望遠鏡でも縞が4本ぐらいは見えるんですけど、まぁはっきりしてるのは中央下寄りの一本というところか。それにしてもこんなに手軽にみられるようになるなんて、子供のころは考えてもみなかった。すごいものだと嬉し思いつつ、何だか硝子越しな感じがしてしまうのはしょうがない。


実は10代後半に木星をよく望遠鏡で観てました。不思議なもので見始めたころには1〜2本しか見えない縞が、毎日み続けると4本とか条件がいいと5本とわかるようになる。いやいや、確かに怪しげに聞こえますけどね、ホントなんですよ。スポーツも練習すると上手になっていくような感じ、といえばいいかなぁ。目の使い方にもコツみたいなものがあるのかも。でも、気をつけないと「ウ〜ン、見えるような気がするけど。。。どっちかなぁ」というものを、「見えてる(ハズ)!と」思い込んじゃう危険も背中合わせであるのも事実。そういうチェックをするために、一番いいのはスケッチ描いて他の人のものと比べることでした。



こういうことって、いろんなシーンで出くわします。同じ場面に遭遇しても、人によって(同じ人でも)見えるもの、気付くものが違う。だからおんなじトコロに行って、違うものを求めてきょろきょろしてしまう、なんていうこともあるし。。。。う〜む、書けば書くほど飲み食いの言い訳みたいになってきたのでこの辺で(爆)。