当たり前は、言葉にすることでみえてくる〜「Water」展@21−21DesignSight(六本木、東京)

言葉じゃなきゃダメってことは無いと思うけれど(絵に描くとか)、頭の中に何となくぼわ〜っとある状態(←意外に多いんです。。。-_-;)じゃ、ダメみたい。昨日最終日だった「Water」展、仕事が終わらぬ状態の中、とにかく30分でもいいからと駆け足で出掛けました。会場には35点の展示、その冒頭のパネルに「雲は空の水。…」とあって、ちょっと自分がドキッとしたことに気がついて、そんなことを考えました。


水っていうと触れたり飲んだりするものだとついつい思ってしまうけど、雲だって、空気だって、自分の身体だって、水で出来てる。会場においてある展示の一つ、"体水計"に乗ると、そんな自分の中の水がおよそどれぐらいあるかが示される。しかも「ヤング」「ミドル」「シニア」という三つに乗り比べると、表示される自分の水分量がどんどん減っていく。。。うぅむ、歳をとるというのは水を蓄えておくことが出来なくなることなのね(笑)。


言葉にする時に、目から入る情報はを減らしたり、単純化したりすることでそれをしやすくすることが出来るのかもしれない。薄暗がりで波とそれにかぶさる他の音を浴びることができる展示や、滝のアップの映像を見ながらその音を聞く展示。耳と頭がいつもより太く繋がって働いている感覚が新鮮で少しドギマギ。今度は意図的に自分でやってみようっと。