イチゴと帆立


天気も良く暖かだった昨日、鎌倉は朝からすごい人でした。自分もその一人なんですが(^_^;) 名残の梅と、春めく粒々が輝いてました。まさに絶好の日和。歩いていると、いろんな種類の香りに包まれます。花の咲いてる木には、鳥も来てるし賑やか。では、最近出会ったおいしいものを。









- 紅ほっぺ@千葉県東金産

採りたてを送っていただきました(発送当日に着くという"当日便"なんていうのがあるんですね〜すごいなぁ)。紅ほっぺという品種で、みるのは初めて。静岡で開発された品種だということですが、各地に栽培しているところはあるようです。イチゴもいろんな種類があるんですね〜。実はそんなにイチゴって愛着をもってないので疎いんです。ごめんなさい。。。そんな自分でも包みを開けてる最中からビックリしたのはその香り!いやぁ、しっかりとイチゴ!の香りが部屋に拡がります。すごいなぁ。さらに開けて驚いたのはそのサイズ。大きさはゆうに5cm以上、綺麗な三角形のシルエットです。中まで割合しっかりと赤くて、汁気もたっぷりで噛みつくと滴ってきて、いかにも熟してるっていう印象。これだけ大きいと一度に口に入れられないので、全体に甘味がしっかりあるけれど、特に先端部が甘いのがしっかり分かってそれも楽しい。
そうそう、そういえばこのイチゴの入っていた箱には「天敵利用栽培」という文字が。調べてみるとハダニとかアブラムシの天敵を使って駆除や拡大を防いでいるらしい。そのまま食べちゃうものだから、そういう点もちょっと嬉しい!



- デンジャラス帆立@気仙沼

気仙沼の帆立を分けてもらいました。新貝という一年モノだそうです。2年3年というものもあるのだそうで、そういうヤツはもっと貝殻が深みのある色になってくるんでしょうね、きっと。持ち帰った時にはこんな状態でした。いやいや、牡蛎の殻は剥いたことありますけど、帆立は初めて。でも口開けてるからなんとかなりそうだな、と貝柱を片側のからから外さねばとナイフを立てた瞬間、殻があっという間に閉まって指が。。。挟まれ。。。そうになりました。アブナ〜。


そんなことを経験すると、かえって期待が膨らみます!最初の一突きをしっかり貝柱に刺すとさすがの帆立ちゃんも観念してくれるます。殻の片側を取り外してソテーに備えます。が、これだけ活きがいいものはお目にかかったことが無いので、このまま食べても美味いんだろうなぁ(^_^)と貝柱を一つ刺し身に。そぎ切りにしたものに、ホンのちょっとだけ醤油を垂らして。。。おぉっ!なんという甘味!そしてこの食感!一瞬干し貝柱のような繊維があるのを舌が感じながらも心地よく切れていきます。あぁ、なんていう体験。う〜酒が。。。