玉子な日の親子丼@ととりべ(奥美濃古地鶏、銀座・東京)

。。。何時以来だろう、冷房無しでは寝られたのは(…一週間じゃきかないなぁ)。今日も暑くなりそう。いつの間にかミンミンゼミの声がずいぶん響くようになってる。ランチネタを書くのも何時以来だろう。このままじゃなまっちゃいそうだ(笑)。


銀座辺りでランチで鶏をシンプルに食べたいな、と思う時に浮かぶのは、例えば葡萄屋で鶏丼か。モモ、レバー、皮、骨まで叩いたつくねなどが一通り丼に入ってくる(注:これは親子丼にあらず)。博多風水炊きまでは手が出ないし。鶏が食べたいといっても、ある日突然…あぁ今日は玉子だ。玉子が食べたいぃ。。。となることがある。そんな時まず浮かぶのは、オムライスか、親子丼。でも前者は玉子の火の通し具合や、かかっているのがドミグラスソースかケチャップか、中のご飯がどういうものか、など結構振れる要素がある。目に付いた店にふらっと入って「おぉうまいっ!」となる確率はそんなに高くない(鼻の効き具会いが悪い。。ともいうが)。そこにいくと親子丼はシンプルな構成だから、大ハズレはそれほどない気がするのです。まぁ、味の濃さその他好みというのはあるけれど、それはどんな料理でも条件は同じだし。この日はまさにそんな玉子な日。会社の同僚に教わった「ととりべ」へと階段を降りていったのでありました。



ここは昼時になると行列になる、奥美濃古地鶏を扱うお店なんだそうだ。開店まもない時間に来たので、まだ余裕。まぁでも、そういう先入観は持たずに相対しよう。なんてことを思いながら座っていたら、カウンターの上に山椒と黒七味を発見して、期待高まる。


「お待たせいたしました!」


元気のいい声とともに現れた親子丼は、一面に拡がる玉子の海に肉とレバーが島のようにぽつぽつと点在してる(レバー無しも選べる)。その海に潜ると、玉子の下にカツ丼のような玉葱が隠れ、さらに海苔という布陣。ほぉ。口に入れると一瞬濃いめの味つけかな?と思うけど、すぐにあぁ、ちょうどいいかも…と思いながら食べ進む。玉子の甘味というか醤油との相性のよさなのかな。さて売り物の赤味の強い肉は、しっかりとした噛み心地とむっちりさが交互にやって来て、皮までいい感じ。この肉を優先して楽しみたいなら、親子丼よりも他のメニューの方が肉の量が多いかも。鳥肉で好きなのは、味も食感も、皮から肉へという辺り。だからもしこの段階でおいしいと感じないとすれば、それはその肉と相性が悪いわけで(笑)。それにしてもこの親子丼は、玉子がいい感じ。肉よりも玉子の方が印象的だなぁ。。。ところで最近はこの玉子かけご飯的な親子丼、増えてるのかな、よく出会う。ということで、あぁ、玉子食べた〜!

 11:30〜14:00/17:30〜22:00、土日祝休み