拡張再出現、踏切脇有台湾料理店@光春(台湾料理、代沢・東京)


10月18日土曜日、池ノ上の「光春」が改装オープンしました。約一ヶ月の改装期間中、ご主人自らブログに書かれているようにあれやこれやあったようです。お疲れさまでした!今までの看板も、まだひっそりと健在でバトンタッチをしている最中のごとく。旧店舗(カウンター+座敷席)はかなりゆったりとしたフローリングのテーブル個室となっています。元・隣との壁が取っ払われるのかと勝手に想像していたんですが、これは残って個室を作り出していました。よくみると旧・座敷部分の板壁が残っていて、なんだか復元住居のような懐しさを醸しています(笑)。


さて今日は、ある会の打ち上げに潜入。ということで、え〜あったの?というコース・メニュー。腸詰め、青菜の炒め物から始まって、セロリの芽と烏賊の炒め物。群馬の農家で作られてるという中国野菜なんだそうです。おー香る香る。セロリというとあの茎がすぐ浮かびますけど、それがないのにあの香りというのは不思議な気分です。そして、半額サービス中(20日まで…)!の看板メニュー、豚の角煮登場です!衣がついてるので、煮込んだものをいったん揚げてるんでしょうかねぇ。日本のそれと違ってあっさり目の味付けで、でも衣がいろんな味を含んで味を重ねてます。そして続くは帆立と黄ニラの炒め物。あぁいかにも紹興酒飲んでくれといわんばかりのラインナップです(爆)。


さて、この日のお楽しみには、上海蟹。いや〜いつ以来だろう?なんていっても今日で二回目なんです。まだシーズン始めでしょうか。ヨーロッパではその生息域がどんどん拡大して問題視されてるという、カニです。光春で食べるのは初めてです。どうやって出てくるのかと思っていたら…あらま、いったん味噌(結構さっぱりした味噌でした)や身を食べてからその出汁の中に熱々のご飯を投入して猫まんまならぬカニまんま(笑)。で、これ、なかなかいけます。既に紹興酒が回った身には、まるで〆の雑炊のごとく収まっていきます。小さな瓶で飲んでいた紹興酒は7人の胃袋にどんどん消えてゆき…お替りしてました。

何はともあれ、店は広くなりましたけど味は変わってませんでしたし、ご主人も(きっと疲れはたまっていると思いますが)元気そうでしたしよかったよかった。先着100名限定のロゴ入りグラスをお土産にいただいて、渋谷往き最終電車に乗ったのでありました。。。

  • 光春 東京都世田谷区代沢2−45−9(電話:03-3465-0749)

 18:00〜25:00、火曜休み