「不明な人」@iPhoto'09の顔認識で夜更かしの巻


三日続けて「昨日…」シリーズ第三段、、、というわけではないのですが(笑)、iLife'09が昨日発売になりました。

iLife '09

iLife '09

早速インストール。iPhotoiWebiMovieGarageBandと4つのソフトが入ってます。まぁ、実のところ、ほとんどiPhotoしか使ってないので(笑)、アップグレードするかどうか一瞬悩んだんですけどね。ところで今度のiPhotoには、最近のデジカメのように、「顔認識」機能が組み込まれていました。はて、なんだこれ?

"顔"で時間をシャッフル

正面を向いて写っている"顔"を認識して「不明な人」と表示します。ここに名前を入力できるようになっている、この機能。言葉で書いちゃうと「ふ〜ん」ですよね。ハイ、自分もそう思ってました。ところが、です。何十枚かそうやって名前を入力してみたらですね、意外なことに気がつきました。

まず、写真が人物でシャッフルできるんですよ!普通写真は、主に時間経過に沿って並べるものだと思います。時々あるイベント(旅行とか)やテーマ(食べ物、とか)でグルーピングはしていても、そのグループの中ではやはり時間で並んでいます。ところが、この時間の順序を無視して写真が並ぶんですよ〜!例えば「simadoufu」を入力した写真は、この名前のグループに入ります。この中には、10年前のもの、5年前のもの、昨日のものがあったとします。5年前→昨日→10年前というように写真が並んでいるのは、眺めるととても不思議な感覚です。時間の順序というがいかに強力なものなのかを実感します。

音楽も、ボタン一つでシャッフルできるように前は、"編集"という行為を自分ですることによってカセットテープに新しい流れというか順序を作るしかなかった。その順序という時間の流れは、制作者だけが決めることができるものだったわけです。それが、アルバム内の曲だけでなく、アルバムを飛び越えながら聞くことができるように。それですぐに変わったことは…CDの大人買いでした。さて、今でさえ二拍三日で旅行にいくと数百枚の写真を撮ってきてしまうので、これ以上"自分で"写真を撮るペースは上げることは出来そうもないですが、何かが変わるかもしれない予感に興奮してまーす(笑)。

誤認識でワハハ♪

誤認識がまったくなく、100%完璧というのはないでしょうし、厳密な仕事でもない限り必要ないでしょう(コストとのバランスが崩れるはずです)。逆に、こんな遊びもできるんだなというのが、これ。思いもよらないものを"顔"と認識にてきます。例えば、、、

まぁ、細かい模様のパタンを認識したんだと想像つきますが、こんなものも「不明な人」になっちゃいました。

いや〜大笑い!!お陰で今まで撮り貯めた大量の写真を、ばらばらと送りながら意表を突く面白い"誤"認識を何時間も家族で探して遊んでしまいました(苦笑)。バカですよね〜(>自分が)。でも何か、ゲームに出来たりしないかなぁ、これ。


それにしても、体験したことがないものは、やってみないと分からないと改めて実感!です。なまじっか過去の体験から類推して「こんなことでしょ」と短時間で片づけることは、もちろん時間に限りがある以上必要なことなんですが、その時間をこんな風にいじくれる経験をしないで済ましちゃうのも、ねぇ。