シベリア健在なり@コティベーカリー(桜木町・野毛、横浜)


ナイヤガラ・トライアングル、太田裕美。はたまたツンドラ、油田、冷凍マンモス。。。ではありません(苦笑)。かすかに記憶に残ってるそれは、厚さ1cmぐらいのちょっと固いカステラに両脇を挟まれた甘みの強い水羊羹という組み合わせ。結構しっかりとした味と食感だったような。。。昔はいわゆる”町の”パン屋さんで買うことができたのだけど、いつの間にやら姿が失せちゃった。ところで、あれって不思議な組み合わせだよなぁ。どら焼きの夏バージョン。。。なんてこたぁないか。


”…パン焼き釜の余熱を利用して焼いたカステラと、あんぱんに使う餡を使って作られました…”という解説は、横浜は野毛のコティベーカーリーで。なるほどなるほど。あんぱんありきということなら、これも日本オリジナルなものなんですね。

  

お店でもらったチラシによれば、シベリアを作るのには6時間ぐらいかかるのだそう。う〜む、そうなのかぁ。このお店で久しぶりに再会したそれは、ふんわりとしたカステラとさっぱり目の水羊羹が、倍ぐらいのサイズ(子供の頃の記憶だからサイズはちょっと曖昧です)で二段目の棚に並んでました。ちゃんと三角。いや〜すごい。シベリアに、”上品な”なんて表現は合わない気もするんですけど、口の中で押されてふんわりと縮んでいくカステラと、つるりとした水羊羹はまさにそんな印象なのですよ。
次回は隣に並んでいた”甘食”(このネーミングも謎だ…)にも手を伸ばしてみようっと。