夏は麦!といってもビールじゃなくて。


ペルセ群の極大の今朝、関東南部は見事に曇りましたね。残念。あぁ、昼間はあんなに晴れて暑いのに〜。まったく、じっとしてても何か飲みたくなっちゃいます。でも、水分とりたし、砂糖はいらぬ。お茶は飲みたし、一日中ではちと飽きる。ちなみにコーヒーを飲まないものだから、一年中お茶の類いで暮らしてます。朝は釜炒り茶(緑茶)、夜は番茶。仕事中は、沖縄で買ってきた野草茶か中国茶。しかし。それだけじゃたりない。どうしよう? アルコールで補うと、それ以上に水分をとりたくなることは体験的に学びましたからそういうわけにもいきません(爆)。


ということで、麦茶に登場願いました。渋谷の東急東横店の地下で買ってきたそれには、"国産裸麦"とありました。そういえば、麦っていろんな種類があるみたい(←よくわかっていない…)だけど、いったい幾つあるんだろうと思ってwikipediaを覗いたら、
・狭義には、小麦と大麦の二つのみ
農水省の統計は、小麦と、かわ麦、はだか麦、えん麦の四つ

どうやらこの小麦以外のところがややこしや。。。ところで麦ってイネ科なんですね。わたしゃ漠然と稲とは違うものでムギ科というようなものだと思ってました(苦笑)。調べてみると、大麦にはビールに使う二条大麦とそれ以外の六条大麦に大別されること。後者に属する”かわ麦”と”はだか麦”は、その皮のとれやすさが違うのだそうです(当然、はだか、の方が剥けやすいわけです)。かわ麦の方を単に六条大麦と呼ぶ場合も多いらしいことや、麦味噌ははだか麦を使うということも分かりました。ということでこの麦茶はそういう種類の麦だったわけです。ふ〜。


おなじみの麦茶用の麦は、焦げた麦という見た目でしたけど、これはず〜っと淡い色。ちなみに、こちらによると、瓦で出来たフライパン?で煎るなんてこともあるようです。へぇ〜。じんわりと熱を通していくっていう事なんでしょうか。早速煮出してみると、できあがった色あいも控えめ。でも優しい香ばしさと、その中に懐かしい甘い風味が。麦芽糖ってこんな甘さじゃなかったかな!?麦焦がしとか。同じ大麦から作るものだから当然なんでしょうけど。う〜ん、子供のころから飲んできた麦茶ってこんな甘さはあったかなぁ。。。焦がしたような香りは記憶に残ってるんですけどね。これは、す〜っと入ってくような感じ。なんだか出汁に通じるものがあるような、そんな気分になりますねぇ。この香りと甘味、やはり作り立ての温かい状態の方が楽しめるので、冷やして飲むことはしばらく無さそう(^_^;) さて、今日の分を作ろうかな。