酒と食の危機!?


その時ふと、酒の消費量は減っているんだろうな…と思ってしまったのです。


数日前に、別の会社の人たち(初対面)との”情報交換会”に出席したのだけれど、ミーティングの後に「会社の食堂ですが、ちょっと席を替えて…」という第二部が用意されていた。いつもというわけではないけど、だからといってそんなに珍しいことじゃないと思う。まぁ当然ながら酔えないわけですね、こういう場面では(苦笑)。


最近ではなかなかそんな機会がないのだけど(^_^; 30歳ぐらいまでのの人たちと飲みにいくと確かに飲む量は控えめ、というか少ない(自分たちと比べて、ですけどね〜)。「20代の3割は酒類を飲まない」なんていう話もあるみたいだし、酔って騒ぐような輩はいませんし、酎ハイ一杯で何時間でも喋ってるなんてことは珍しくなかったり。当然、食べ物だってその間留まっている。う〜む。彼らにとって店はマンガ喫茶でもスタバでも居酒屋でも大して替わりはないのかも(もちろん全員がそうというわけじゃないけれど)。


"酔う"っていうのは相手とのある程度近い関係が必要なんだろうなと思うのです。酒をドド〜ンと飲みながら時に騒いだり、なんていうことはそれ以前にいろんなことがあってそれなりに分かりあった者同士(=恥部もある程度知られているし、バカになりあえるような^_^;)であることが前提みたいなものなんじゃないかって。でも今は、ある期間場所も時間も一緒になって何かをやるという経験をする機会が減ってる気がするんですね。メールやネットなどのおかげで、知りあう人は以前よりもぐっと増えたんだけど、それだけで一人一人との繋がりが密になるわけじゃないし、知りあう人が増えたら単純に考えても一人当たりとすごせる時間は薄まるし。


平成17年度と7年度で比べてみると、一人当たりの酒類の消費量は年間で11Lぐらい減っているのだそうであります。ちなみに17年度でひとり当たりの年間消費量は92.1Lだそうです。こういう数字を並べられるとピンと来ないけれど(^_^;)、少なくとも四合瓶(大ざっぱに言うとワインや焼酎ぐらいの瓶、ビールなら350ml缶が月2本相当ぐらい)が月一本減っている…わけですね。


最大の人口構成をもつ団塊世代が年齢的に!?消費量が経る傾向にあるだろうし、焼酎をよく飲んでいるのも体感的には20代が中心ってわけじゃない気がするし、この傾向は大きく変わることはなさそうな印象。PCやケータイでネットやメールをしながら「この酒飲むと楽しい〜」っ!なんていう"場"をつくるのは…やっぱり難しいのかなぁ(爆)。こういう傾向がどんどん続くと食べ物だって危ないんじゃないか!?。。。うぅぅ。もっと若い人たちと食べに飲みに行って"これはこれで楽しいね"っていう気分を味わってもらえたら。。。少しはいいのかなぁ。




それにしても、昼も夜も食べたり飲んだりしにいくゆとりがないなぁ。。。これもこれでよくないぞっ(T_T)ぐっすん。