栗の木の卵

半年ぶりのこんにちは〜ということで、今日のランチはシーズン初の牡蛎フライ。う〜む、そういう季節になってきたんですねぇ。シーズンといえば、栗も盛りですね〜デパ地下には毎度おなじみの栗きんとんが並んでますし、モンブランもいつもより目立つ気がします(笑)。と、タイミング良くお土産にフランスと、ベルギーの"マロングラッセ食べ比べセット"をいただきました!いや〜いいですね〜なかなかに嬉しいのであります。わはは。早速紅茶いれて、いっただっきまー…した。


今回いただいたラインナップは、ボワジエジュラール・ミロピエール・マルコリーニ。うぅむ。なんて贅沢な布陣なんだ〜(T_T)


でかい。。。いわゆる甘栗の1.5倍は優にあると思われるサイズです。こんな栗が幾つも入ってるイガが落ちてきたら(-_-;)たまりません。これが指先にちょっと力を入れると簡単に割れます。ほろほろと。


  • 甘味の強さ ボワジエ>ピエールマルコリーニ≒ジュラール・ミロ
  • 香りの強さ ボワジエ>ピエール・マルコリーニ>ジュラール・ミロ

甘味は、くどいようなものじゃありませんけどちゃんとあります。小布施の栗かのこを思い出しましたけど、甘味は日本のそれの方が強い気がします。渋めのお茶が欲しくなる。マロングラッセは紅茶はさっぱり目のいいなぁ。ジェラール・ミロとピエール・マルコリーニのものは、部分的に砂糖が白く粉を吹いたようになっていて、見た目は甘味が強そう。。。なんですけど実際はそうでもありません。調理での使い方のちがいなんでしょうか。そうそう香りといっても、付けた香りです。この辺りは、好みが分かれるところですね〜。 

あちらの栗の食感は、ほっこりよりもねっとりなんですねぇ。それゆえにクレープにペーストで使われたり、モンブランになってるのでしょうかねぇ。ドングリのペーストって考えると不思議な気分です。
ピエール・マルコリーニのものはチョコレート同様とても滑らかで、ねっとりさが強く口の中にくっつくぐらい。羊羹を思い出すような感じなのです。パッケージからしてチョコと統一してますし。日本の店でも売ってるのかな?最近行っていないので分からないんですけど(^_^;)



マロングラッセ以外にも、日本の、栗を使うお菓子の状況ってどうなってるんでしょう?いろいろ食べて、ぶつぶついっていたら気になってきてしまった(爆)。日本(中国?)の栗の特徴を活かすとどんな使い方がいいんでしょう?この、栗の違いを思ってしまうのは、例えば日本の栗が丸ごと入ったパイ。今まで食べたことのあるもの(…少ない経験でいってスミマセン)は、パイと栗が別々のモノに感じてしまうものでした。ふわりさくりっとしたパイとぎゅっと詰まってしっかりした、時に硬めの栗の組み合わせ。けれど、こういうねっとり系の栗であのパイ菓子を作ったら、両者は素直に融合するんじゃないかなぁ。。。でも、ああだこうだといわずに、この季節に栗を食べに田舎を回りたい〜!それが一番してみたい(笑)。