二日がかりで。


スペアリブ1kgと豚の肩ロースを1kgほど分けてもらったのが先週末。たれは一切使わずに、塩胡椒とハーブでフライパンで焼いてみたり、オーブンを使ったりでスペアリブは完食。いや美味かった〜。豚肉も、モノによるのだなぁ。。。今週末は残る肩ロースで、ポトフに挑戦なのだ!いや、しかし。。。この塊を自分が扱うのかと思うと、ちょっとドキドキする大きさ。この手の料理は、やってみたいと思いながらもスーパーの精肉部で1kg買う気もせず(^_^;)延ばし延ばしになっていたからなぁ。


金曜夜23時、食事を終えて洗い物が終わった台所で、冷凍庫から取り出した塊と格闘を開始!レシピは、辰巳芳子先生版。玉葱、セロリ、人参に干し飯竹、昆布、胡椒粒とともに豚肉を扱う。まず肉と野菜を湯通しして、これらを合わせてスープをとり、その後肉にそれを含ませる。とはいうものの、やはりこのサイズの肉となると簡単にはいかないなぁ(^_^;) 26時ごろ、これ以上はあきらめ、二重鍋に任せて寝ることにした。この段階で既に役目を果たし終わった野菜はとり出し、干し椎茸と入れ替えた昆布に後を託す。


土曜朝。無事火は通っていて一安心。ふ〜。ちょっと飲んでみる。ポークコンソメ、な訳だよね。おぉ、うまい。けどかなり強い。動物系のパワーだ。こんなふうに色が付くもんなんだなぁ。次はこれを冷まして肉にスープを含ませつつ、脂を固めなくちゃ。。。14時ごろ、おぉ、鍋一面に5mm以上雪が積もったようにラードが広がってる。これを食べると食べないとじゃ味わいも違うよなぁ…(-_-;) さて、再び湯通しした野菜をスープで煮る番だ。と準備しながら気がついたのだけど、これって豚肉の出汁と野菜コンソメとを合体させてるんじゃないだろか?う〜む。それならさぞうまいだろうなぁ。。。と妄想が渦巻く(笑)。
(以下略)


どうしようかと思ったのだけど、スープと具を別々に味わうことにして、テーブルへ並べる。スープを口にしてでほ〜っとして、食べてにんまり。いやぁ、オニオングランスープのような色をしてるけれど、スッキリとした滋味を感じるスープ。肉ってマスタードと合うもんですね〜。もちろん全てがうまくいったわけじゃなくて、肉は少々煮すぎ気味かもしれないし、セロリはもっとしっかり筋を取らないと(^_^;) それでも、思いきってやってみてよかった。量を扱うことの効用も以前より少し分かったかもしれない。100gや200gじゃこういう味にはならないのだろうし。そうそう、沖縄の豚肉使ってやってみたらまた一味違うのかなぁ。。。自分で料理すると、ワインもどれにしようって迷うのも一興だし、いつもより進むってものなのだ。わはは。もちろん一度じゃ食べきれないから、あと何回かは食事の準備がとても楽になるのもうれしいなぁ。あぁ、月が綺麗。