スキップしたら


歳をとるとなんとなく億劫になってくることがあるみたい。今までやっていることが別のやり方でも出来るようになった時、そんなことが起こりやすいようであります。はい。


ANA国内線に乗る時、いわゆるチケットを発券してもらう必要がなくなった。というよりも、そちらの仕組み(SKIP)に切り替えが宣言されちゃったのである。どうするかというと、ケータイやクレジットカード、QRコードの入ったプリントを使ってチェックイン。ぼくの場合、ネットで予約、空港で機会にクレジットカードをいれて発券、搭乗前の検査へ…というのがいつもの流れ。今月初め、ドキドキしながら空港に向かったのだけど、いつもの機械が変わらずあってカードをいれると変わらずチケットが出てきたので「…な〜んだ、別に気にしなくてもいいんじゃない(^_^;」とその後の出張もそれまでとな〜んにも変わらず。。。だったんです。


「なるほど。suicaと同じってことなんだ」


自分の乗る便が確認できるとかなんとか、頭じゃチケットを受け取れた方がいいよな〜と理屈を考えてる。でも、ふと"思いきって"新しいやり方をやってみようと"決意"した。。。大げさである。そうしないと、いつもやっていることを変えるのが。。。億劫なのだ。しかし一度やってみるといろんなことがわかるもんだ。既に電車はキップ無しに乗ることに何とも思わなくなってるよな〜ってことは空港が駅に、飛行機に乗ることが電車に乗るのと同じ感覚になるっていうことかも。なんてことを思ったりするから現金のものだ。やってみないとこんなことを考えることは無かっただろうなぁ。


一旦こうなると面白い。いろんな考えが勝手に浮かんできちゃう。冒頭の「歳をとると…」なんてことも気がついたりするし、「新幹線は地域のJRと違う会社が運営してるから今でも昔と変わらない紙のチケットが大抵に枚必要だよな…suicaで乗ることも出来ないし新横浜駅なんてチャージさえ出来ない改札口があるもんな…」とか。果ては「違う組織をまたいだことが変えにくいってのは、会社全般にいえることかも」なんて飛行機からすっかり離れて飛んでいく。


「よしっ!!」


新たな決意がみなぎる。


「いったことのない店でランチをとるぞ〜!」


。。。落ち着くところはいつもと変わらない。これは歳をとったというよりも、食い意地が張っているためだろう。しかし、そうはいっても何となく自分が入ろうかな。。。と思う店はテイストが似てくる気もする。ということで、誰か新しい店連れてって下さ〜い(^_^)/