閉店近くに夕方ランチ@あじゃず(那覇、沖縄)


いやいや、参りました。沖縄往きになんぜ〜んぜん関係ないと思っていたら見事にやられちゃいました。冬型が強まり千歳空港が除雪に追われていた金曜日、「札幌からの便の到着が遅れているため沖縄行き10:35発は1時間遅れとなります」とのアナウンス。あちゃ〜(-_-;)。


結局さらに出発は延びて、12時を回ってから。多分次の便に先を越された(涙)。でも、ただボ〜っとしていたわけじゃありませんよ。旅に付き物、おば様グループをしばし観察。待合室の最前列を中心に陣取って菓子を食べながらおしゃべりに興じるその方々は列を挟み、前後二列に陣取った総勢7名。しばらく見ていると幾つかの"ルール"らしきものがありそう。まずは、
「菓子は、小分けに出来るもの選び、透明なビニール袋に入れて持ってくるべし」
どうやらせんべい類の様子。さらにそれを隣の列に陣取るメンバーにも着実に回してゆく。
「菓子類は、バッグから出したら必ず全員に配って回るべし」
うぅむ、これも一種の根回しなのだろうか、それとも単に食べ物の恨みは…かな?
「目立つ柄は、かぶらないようにすべし」
やはり派手目のものはキャラがかぶらないような配慮がされるのでしょうか。お召し物が豹柄なのは、七人中おひとりです。ただしバッグは別の人が豹柄。あちらはハート柄レスポのバッグ。これもお一人。見事な役割分担ですな。


。。。ふぅ。最終的に那覇空港到着は15時を回って、レンタカーを借りて走り出したらもう16時の時報が。うぅ腹減った〜。こんなになるとは思っていなかったから昼を食べていないのだ。すば!すば〜がたべたい!!でもこんな時間じゃ、売り切れじまいの店は既に閉まってる。かといって何でもいいなんてのはやだ〜…というわがままな欲望はごまかせませんっ(きっぱり)。



「ふーちばすば、あ、大盛り出来ます?」
「はい、できますよ〜」
「じゃ、お願いしまーす」


17時閉店の、あじゃずに何とか間に合った。あぁ、やっと食事だ。。。程なくすば登場。角のしっかりたった四角い麺は、さっぱりして鰹とのバランスのいいスープと気持ちよく絡んで、どんどんと胃に落ちてゆく。すば、すば、ふーちば、スープ、すば…我ながら息着く間もなく箸を動かしてました。あぁ、やっと落ち着いてきた。既にどれぐらい空腹なのかさえ分からなくなっていた頭に、苦みばしったふーちばが心地よい刺激。。。それこそ一心不乱に、麺を手繰りスープを飲んで、あぁ、大盛り食べちゃった。はぁ〜。


暖簾が見えないぐらい緑に囲まれた入り口、なんと無くゆっくりとした空気。三年ぶりにそんな店の雰囲気が変わっていないことも確認できた再訪は、こうして終わったのでした。

  • あじゃず 那覇市曙2−9−18(電話:098-868-7488) 10:30〜17:00