夏とともに(あと一週間で)去りぬ@ラ・リューシュ(冷菓、奥沢・東京)


夏の間だけ営業している、自由が丘(と九品仏の間辺りの)アイス&シャーベットのお店、ラ・リューシュ。残りの営業日が少なくなっちゃいましたが、やっといくことができました。このお店を23年間出しているレピドール(田園調布)には、申し訳ないのですがまだ行ったことがありません。でもここで冷菓を食べると、その味は想像できる気がします。


会社帰りの閉店間際になんとか間に合った…けど。が〜ん。種類が少ない。。。売れちゃったんだなぁ。あぁ、キャラメル・サレが…なんて思ってもしょうがない。つくった分をその日のうちに売り切ってしまえるというのは、一つの理想形だと思いますからね。えぇと、、、バニラ(アイス)とオレンジとシトロン(こちらはシャーベット)をカップで一つずつ!


一年中いつでもある食べ物と、ある季節だけしかないもの。コモディティになりやすいかどうかは、もちろん味わう側の意識によるところも多いのだと思うけれど、いつでも潤沢にあるもののほうがその危険性は多いのでしょうね、やはり。まぁその逆をはる、限定品なんていうやり方もあるにはありますが、何度も繰り返すと同じ穴に落ち込んじゃうのはよくあること。結局、生鮮食品なのにいつでもあるものとそうでないものには、違いがあってもしかたがないものなんじゃないかと思います。


。。。ミルク、そしてほんのり玉子の味わい、それから淡くバニラ・ビーンズ。いいですねぇ、このバランス。バニラや香料が立ったやつは苦手なので、これはちょっとウレシイです。濃いと感じる人もいるかもしれませんが、後口はさっぱりしてますよ。対照的にシトロンは酸味がきちんとしてます。そして微かなほろ苦さ。フルーティでキレのいい酸を持つ冷やして美味しい白ワインを思い出します。う〜ん、こちらもかなり好み。


あぁ、やっぱりキャラメル・サレが…食べたいっ! 今シーズンは、15日まで。

  水曜休み