今月のチーズ(2009年7月)〜水牛、山羊、羊

水曜日の天気のことで落ち着かないので、何だか更新も停滞!? でも、ちゃんと食べてまーす。それにしても、気象協会(日本)と中央気象台(中国)の明後日(21日)の天気予報が晴れと雨。これだけ違うのって、一体なんなんだろう(苦笑)。

一口サイズのモッツァレラ・ブッファラMOZZARELLA DI BUFALA CAMPANA CILIEGINE

久し振りの、水牛モッツァレラです。水牛のゆし豆腐(おぼろ豆腐)とでもいうようなチーズが、巨峰ぐらいのサイズになってます。そのまま口に放り込んで、楽しめます。小さいせいか、普通サイズのものよりも、弾力に富んでいるような印象を受けます。それにしても、モッツァレラのじわっと染み出すミルクの香りはいいですねぇ。牛よりはあっさり感じますが、だからといって軽いわけではなく、しっかり。あちらでは、主にこのチーズのために水牛を飼っているのかな。だとすると、かなり頻繁にこのチーズを食べてるんですね。さて、こういうチーズは、そのまま楽しむか、とっておきのオリーブオイルをさっとかけて…というのが好みであります。


牛じゃなくて、山羊や羊はゴーダ?GOUDA BENNING / GOUDA EWEPHORIA

駅前の自転車群と、どこまでも広がる郊外の平らな草原。。。そんな印象のある、オランダ。この国のチーズ、60%がゴーダチーズなのだといいます。ワックスのかかっている、あれです。じゃあ、このゴーダ・チーズは、その中に入るの?なんて思わず突っ込みたくなる(笑)、山羊乳製と、羊乳製のゴーダ・チーズです。お店の方によると、オランダのチーズ屋さんには、たくさんのゴーダチーズが並んでいるとか。あるんですねぇ、こういうものも。


山羊らしい、色白なゴーダはベニング。フランスに多いタイプのほろりとした食感のものとは違う、むっちりとして、クセの無い山羊。これを食べて、山羊は苦手〜という人はいないんじゃないでしょうか。塩味も軽いし、ぱくぱくいけるタイプ。圧搾して作ることが、こういう違いにつながってるんでしょうかねぇ?
ちょっと小さな穴のあいた、羊乳製のユーフォリア。こちらは少々乾いた感じで、ほろりと崩れる部分もありますが、全体としてはまだしっとり目でしょうか。旨味の粒が所々にできていて、歯に当たるのが心地よいですね〜。