じーまみ豆腐@紀乃川食堂(本部)


生の落花生を搾った汁に芋くじ粉を混ぜて、火にかけて練ります。しばらくすると、グンッと手応えが出てきて混ぜにくくなってくる。でも、もう少し続けて…。という作り方で数回作ったことがある、じーまみ豆腐。初めは練るのを終えるのが早すぎて見事に失敗し、二度目か三度目でなんとかそれらしいものになったように記憶してます。木べらで練り続けるのが結構ほねの折れる作業で、豆ができてむけちゃいました(でもこういうことならやっちゃうんですね〜)。沖縄ではいろんな食堂で注文し、スーパーで売ってるやつをお土産で、食べてますね〜。なんでだろ(^_^;) 


さて旅行最終日、前日の日焼けでとんでもないことになりつつ(うぅっ)さすがにいつものような食欲はなくなってしまって(…-_-;)、でもハンドルを握って瀬底島に渡る橋を目指してGo! いつもならば許田の”道の駅”で寄り道して、おっぱ牛乳のスタンドで”泡盛レーズン”アイスでも食べちゃうのがコースなんですけど、さすがにこの日は静々。瀬底島へ渡る橋の直前の細い道を右折。ここからは看板が出てますからそれを目印に坂を上っていくと、紀ノ川に到着。


 さぁて、これがこの食堂の名物といわれる、じーまみ豆腐です。見た目はまるでおぼろ豆腐、でも橋でつまもうとすると、これがぐぃ〜んと餅みたいに伸びる。こんなに伸びるのは初めてだぁ。口に入れると、滑らかな口当たり。ピーナツの香りがほわンとやってくる。いやぁ、こりゃいけますわい。つきたての餅をちょっとずつ千切っては思わずぱくぱく食べちゃう、そんな勢いであっという間にカラ。今まで食べたどこよりも量はあったのに。。。もう無くなっちゃった(苦笑)。


このじーまみ豆腐はこちらのおばぁが作られているらしいと聞きました。帰りにちょっとお会いしたのでどうやって作られてるのか、伺ってみました。「ピーナツで豆乳みたいなジュースを作って芋くじで固めて…」う〜んやっぱり変わったところは無いみたい。それにしても笑顔の似合うかわいい(失礼!)おばぁ。こういうお店はいいお店です。


実はこちらではアグーのトンカツなどもあるとか、魚料理に力を入れてるとも聞いてました。是非それもっ!と意気込んで東京を出発したのですが、見事に日焼けにやられちゃいまして…次回にお預けと相成りました。あぁ〜楽しみだなぁ(涙)。



- 紀乃川食堂 0980(47)5230 国頭群本部町字健堅603 11〜21時(月曜休み)