赤い季節は冷たいお菓子


みなさん、こんにちは!早めの夏休みを終えて戻ってきました。今年は思うとこありまして、フランスに行ってました。いや〜パリも30度超える日があって暑かったですが、戻った東京もなかなかですね。なんてったってこの湿度、向こうでジャストサイズの指輪なんか買ってこようもんなら、間違いなく抜けませんゾ。我が身体なれど、スポンジが水を吸うような感じです(爆)。これが生きてるってことなんですね(-_-;)
さて、前回のエントリーは"赤"だったんですが、彼の地も店先は赤系統。杏、サクランボ、そして桃。この桃が何種類もあって面白かったです。平べったいヤツは初めて見ました。名残の(?)イチゴも同席。もちろん西瓜だってありますし、ラズベリーや店によってはビーツも水を滴らせておりました(水気がホントに多いんですね…)。


さて、最近旅といえば買い食いです。あはは。でも、こう暑くっちゃパリに来てもマカロンを梯子…という気分じゃありません。やっぱり、アイス!です。いつもなら、まずはアイスの中のざる蕎麦(!?)=バニラを物差しにいくんですが、旬のものがこれだけ並んでるんならヤッパリそれは外せないということで、今回はそれを中心に選んで回りました。

  • Abricot@Maison de Chocola(Paris)


まずは、大御所から。カップ一つで4€を超えるお値段はさすがというべきでしょうか。銀座でピエールマルコリーニを食べてる感覚です(そう考えると、ピエールは高くないのか!?)。濃厚な杏のうま味と酸味がどどんとやってきます。イメージの中のフランス菓子に通じるものが、ちゃんとあるという感じです。ビターなチョコやコーヒーとでも合わせるとよりいいんじゃないかと思うような、そんなずっしり感です。






  • PassionfruitCocktail@RerthillonGacier(Paris)

St Louis(サンルイ島)の有名店。ここは大阪だったら中之島というところでしょうか(爆)。ランチの後で頭の活動が鈍くなっていることもあり、お店の人にお勧めを聞いちゃいました。そういえば、パリの街中は英語が通じるところが増えた気しますね〜(←特に昼間の人気店)。ということで、パッションフルーツをメインにした果物のミックス。いやいや、先日の川平ファーム@石垣島での記憶がよみがえるような鮮やかな酸味、心地いいですね。もちろん酸っぱいだけじゃないんですが、同じアイスでもアメリカの場合は甘味を真っ先にそしてメインに感じるのに対してここパリではあくまでもとのフルーツそのまま感が氷菓にも再現されてる感じです。ふ〜。おっと油断してると溶けちゃいます。




  • Abricot@DermontelArnaud(Paris)

こちらは、モンマルトルの麓のパン屋さん。宿から割合近いこともあって何度か通いました。ここはケーキもあるしアイスもあります。カップに入ったアイスは帽子のようにゼラチンみたいな透明のものをかぶってます。ほぉ〜メゾンドショコラと同じ杏を選んだんですが、こちらは味がしっかりしてるのにさっぱり感が心地よいですね。後口がスッとしてます。好みとしてはこちらのほうですね(^_^)






  • Pain d'Epice@店名不明(Dijon)

天気予報をみていると毎日30℃以上ある、ブルゴーニュの中心都市・ディジョン。ここはなぜかアイスを食べながら歩いてる人をほとんど見かけませんでした。なぜ??日本でも暑すぎるとアイスの売れ行きは落ちると聞いたことがありますが、そういうことなんですかねぇ。ということで店もやっと見つけてGO!選んだのは、ディジョン三大名物の一つといわれるパンデピス(←パンデピス屋さん曰く)味のもの。お〜確かに同じ味がするっ。それはそれで感動なんですが、アイスとしてはごく普通でした。近くに数人並んでる店を後で発見(^_^;)




  • Citoron@HIRSINGER(Arbois)

今回の目玉の一つ、アルボワのショコラティエ。ここでも氷菓をやっていました。前回来た時は秋だったし、見かけた記憶は無かったんですがウレシイ誤算。たどたどしく聞いたおすすめで出てきたのが、このレモン。あぁ、これは美味い!なんて言うんでしょうか、梅酒のようなというか、ここの気候にあった渇いた喉に染み込む水のように口の中で溶けていきます。それでいてキレのいい酸味、ほのかな甘味のバランスが素晴らしい。あぁぁぁぁ、カンロ甘露。



さてしばらく、旅の報告を続けようと思います。